徳島旅行は二泊三日の旅程でしたが、あまみやの都合により記事にしたのは1日目のみです。ご了承ください。
使えね〜〜〜
1日目のメインは「大塚国際美術館」です!
肝心なところで写真撮ってないことをあらかじめお詫びしておきます…
なんと!!
食べるのに夢中で、夕食(バイキング)の写真が一枚もありません!!!
マジで使えね〜〜〜
徳島までの道のり
友人との待ち合わせ場所は新神戸駅に到着する寸前の新幹線の中でした。
旅行あるあるですよね(?)
高速バス発着所@ANAクラウンプラザ(新神戸駅)
新神戸駅は改札口が1箇所しかないので、「行きたい方面の反対側の改札から出ちゃった…」という事態にならずに済みます。(方向音痴)
ANAクラウンプラザへの案内図がなくて(あったのかもしれないけど見つけられませんでした)、ちょっとドキドキしたのですが、道なりに進んでいったら無事につきました。
上の構内図で「新神戸ロープウェイ 新神戸オリエンタルシティへ」と書かれているところを目指せば連絡橋が見えてくるので、そのまま歩いていくとANAクラウンプラザに着きます。
バスは4Fの正面玄関に着くので、ロビーのソファに座ってバスが来るのを待てばOKです。
高速バスは↓のサイトで予約しました。
鳴門公園口か高速鳴門か?
高速バスの予約をするとき「鳴門公園口」と「高速鳴門」どちらで降りるか悩みました。
「鳴門公園口」のほうが近いらしい??(‘_’)
大塚国際美術館公式サイトでこんな記述を見つけました。
【高速鳴門から】
タクシーもしくは小鳴門橋バス停より路線バス(鳴門公園行)で美術館まで約15分。【鳴門公園口から】
https://o-museum.or.jp/publics/index/276/
アップダウンのある山道(遊歩道)で美術館まで徒歩にて約25分。
他のブログには「鳴門公園口」からは徒歩12分という記述もありました。「鳴門公園口」から徒歩のほうがタイムロスは少ないのかな??
わたしたちは「高速鳴門」で降りることにしましたが、鳴門公園口から歩くか高速鳴門で降りて路線バスに乗るかはお好みで…
わたしたちはどう頑張っても最速で10:40発のバスにしか乗れなかったので「高速鳴門」で降りました。
高速鳴門から路線バス
遅れて到着した12:42発のバスに運良く乗れました。
バス停の場所に注意!
「高速鳴門」からちょっと歩いたところにある「小鳴門橋」バス停から乗ります。
「高速鳴門」からは「すろっぴー」なる乗り物にも乗れますよ!
わたしたちも乗りました!歩いた方が早かったかもしれない。笑
そして、「徳バス観光サービス 鳴門営業所」というこじんまりした営業所にバス停はあるのですが
道路に面した側(「小鳴門橋/徳島バス」のマークがあるところ)ではなく、
反対側(★印)から大塚国際美術館行きのバスは発車します。
これ乗れなかったら次のバス(たぶん30分後)に乗るかタクシーだったので、乗れて良かったです。
ちなみにこのとき乗ったバスの運転手さんが
「アオアヲに泊まる人はアオアヲ前じゃなくてその次のバス停で降りるとフロントが近くていいよ」
「大塚国際美術館から駅方面に帰るときはあそこに見えるバス停から乗ってね」って教えてくれて
ありがと〜〜〜〜!!!!観光客慣れしてる〜〜!!!助かる〜〜〜!!!!
ってなりました。感謝。
そしていまさらながら…大塚国際美術館公式サイトに高速鳴門から路線バスへの乗り換え方法が載っていることに気づきました…。
めっちゃ親切……事前に見ておくべきだった…
「高速バス停「高速鳴門」→路線バスへの乗り換え[写真入りMAP]」をクリックするとPDFが開きます。
わかりやすいのでぜひ参考にしてください。↓
路線バスから大塚国際美術館
路線バスを降りたらそこはもう大塚国際美術館!迷うことはありません。
大塚国際美術館の向かいには大塚製薬の保養所である「潮騒荘」があります。
門から建物までがめちゃめちゃ遠い。庭園すごい。建物もすごい。竜宮城みたい。
訪れるまでその存在を知らなかったので、「なんかすっげ〜豪華な建物ある!なにあれ?!」って度肝を抜かれました。迎賓館としても使われているそうですが、ぐぐってもあんまり情報が出てきません。
創業者のおうちもあるらしいんですが……大塚製薬すごいね。
対して、大塚国際美術館は地味め…というか落ち着いた感じの外観でした。
いざ大塚国際美術館へ!
入ってすぐにめちゃめちゃ長いエスカレーターがお出迎え。海外の地下鉄みたい。
コナンの映画「業火の向日葵」って大塚国際美術館をモデルにしたんだろうか…とふと思いました。
大塚国際美術館とは?
「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412㎡)を有する「陶板名画美術館」です。館内には、6名の選定委員によって厳選された古代壁画から、世界26ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。それらは美術書や教科書と違い、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます。
https://o-museum.or.jp/publics/index/45/
陶器の大〜〜〜〜きな板に絵画をあれやこれやして焼き付けて作成された名画の数々が展示されています。
数年前に知ってからずっと行きたかったのですが、遠いのよね〜とめんどくさがって行けていなかった美術館です。
米津玄師さんが紅白歌合戦の際にここのシスティーナ・ホールから中継して一時期話題になりましたね。
鑑賞ルートはなんと約4キロ!!!!
そして写真撮影OKです。気になる絵はバシバシ撮りました。
チケットはオンラインで事前購入がお得!
当日券は3,300円ですがオンライン購入だと3,160円です。
さらに、現地でチケットを購入した場合は現地で連絡先の記入が必要ですが
オンライン購入だと現地での連絡先の記入は不要です。(購入時にオンラインで記入します)
まずは腹ごしらえ
美術館に入ってすぐ左手にある「カフェ フィンセント」でお昼ご飯を食べました。
わたしは「ヒマワリサラダと季節野菜のスープ(パン付) 」を頼みました。
友人が頼んだのは「スモークサーモンサンドウィッチ」。めっちゃおいしそうだった…。
見た目もとっても華やかで
ずっと「カワイイ!カワイイ!!オイシイ!!」を連呼していました(語彙力)
葉っぱ(…)の下にはポテトサラダが隠れていて、なかなかボリューミーでした。
スープは野菜のポタージュ?かな。おいしかったです…また食べたい……。
レジカウンターの左手には「アルルのゴッホの部屋」を再現した撮影コーナーもあります。
手前の椅子に座ることもできるので、行ったらぜひ記念撮影してくださいね。
鑑賞スタート
お昼ご飯を食べ終わった時点で13時半過ぎ。
大塚国際美術館は17時閉館です。
ミュージアムショップに行くことも考えたら、16時半にはすべて見終わらなければいけません。
3時間で4キロの道のりを踏破するために超ハイスピードで見て回ることに…
友人とは「じゃあ17時に出口らへんで〜」と待ち合わせ時間と場所を決めて解散。
各々のペースで地下3階から鑑賞スタートです。
自分好みの絵があればいいな〜っていう感じで順路通りに見てまわりました。
作品の一部をご紹介
たっっくさん写真を撮ったのですが、そのなかでも印象に残った作品をご紹介します。一言コメント付き(順不同)
聖セバスティアヌス(アンドレア・マンテーニャ):ルーヴル美術館
矢がい〜っぱい刺さってるな〜と思いました。
すっごい痛そう。
子供の遊び(ピーテル・ブリューゲル):ウィーン美術史美術館
1560年に描かれた作品らしいのですが
この時代から馬跳びで遊んでたんだ!!という感動。
馬跳び以外にも、子供たちがいろんな遊びをしている様子が描かれています。
右上の子も、竹馬っぽいので遊んでますよね。
そして右下の子と目が合う……
ラス・メニーナス(ディエゴ・ベラスケス):プラド美術館
この絵を見ているとき、近くにいたひとが「一番右端の子が犬を蹴ってるんだよ」って話しているのが聞こえてきました。
というわけでよく見てみると…
犬、めっちゃ険しい顔してる…
うちの犬ならガチで噛み付く3秒前だわ…
教皇インノケンティウス10世の肖像(ディエゴ・ベラスケス):ドーリア・パンフィーリ美術館
この絵自体は特にこれといった印象はないのですが←失礼
以前中野京子さんの「怖い絵」を読んだときに見た
「ベラスケス《インノケンティウス十世像》による習作」を思い出し
「これが元になった絵か…」としみじみしてしまいました。
ベーコンの習作を初めて見たときは(本で見ただけなのに)迫力がすごくて思わず笑っちゃったもんね。
情緒がおかしい
「怖い絵」シリーズおすすめです!
Amazon Kindle版には『フランシス・ベーコン「ベラスケス〈教皇インノケンティウス十世像〉による習作」』は収録されていないようです。
メスのポメラニアンと子犬(トマス・ゲインズバラ):テート・ギャラリー
モフモフダネ〜〜!!!!!イイコダネ〜〜!!!
当世風の結婚:結婚してまだ日も浅いというのに(ウィリアム・ホガース):ロンドン・ナショナルギャラリー
華々しい結婚式を挙げた翌日にはもう倦怠期な新婚カップル(意訳)という解説がついていました。
散らかった室内で、請求書の束を抱えながら「ダメだこりゃ/(^o^)\」ってなってる執事とか
「ん〜〜〜これからどうしよ〜〜〜っ★むずかしいことわかんなぁ〜いっ★ミ」
って能天気な感じで伸びしてる(でも薄目で夫を見ている)花嫁とか秀逸なんですが
なにより
死んだ目をしている花婿の描写が最高にリアルだなと思いました。両手がポケットに入ってて猫背で気だるげでさ…
現代でもこういう人いそうだよね
他にも「手に釘が刺さってて痛そう」とか「目を抉られてて痛そう」とか「首切られて痛そう」とか痛そう系(?)の絵画も写真いっぱい撮ったんですけど、人間性を疑われそうなので割愛します…
すでに疑われてるわよ
いや人間の業の深さを知るのが好きなだけなんですって…
ちゃんと明るい系(?)の絵画でも好きな作品いっぱいあったので大丈夫ですよ!!!!(??)
感想
宗教画も多く、知識(とくにキリスト教)があればもっと絵画を楽しめるのにな〜と己の教養のなさが残念でしたね。時代や国によって雰囲気がぜんぜん違っている様子を見るのも楽しいです。
現代アートはわたしには難解でした……。
あと、ゴヤはやばい。ゴヤコーナーがあったんですけど、なんか…闇を感じた……
「我が子を喰らうサトゥルヌス」でその作風は知っていたつもりでしたが…甘かったぜ…
限られた時間のなかでハイスピードで見て回ったので、もうちょっと時間があればひとつひとつの作品をじっくり鑑賞できたかもしれません。
思ったよりは空いてたのですが、有名な作品には人だかりが出来ていました。
(「真珠の耳飾りの少女」とか「叫び」とか「モナリザ」とか「7つのヒマワリ」コーナーとか)
7つのヒマワリでは兵庫県芦屋にあったという消失してしまったヒマワリが一番好きです。
やっぱり陶板なので、当たり前ですが油絵特有のでこぼこ感はなく、近づいて見るとどうしても平坦な印象を受けてしまいました。まず「絵画に出会う」という点ではこの美術館の存在は非常にありがたいと思います。
ここで見つけた好きな作品たちの実物を見に行きたいです
ミュージアムショップでは「ヒマワリ和三盆」を買いました!まだ食べてないYO!
ミュージアムショップ(そんなに大きくない)がいちばん混んでましたね…
展示されている様々な作品がミニ陶板で売られていました。
通販でも買えるのでぜひ!!
アオアヲナルトリゾートへ
友人と無事合流して、17時過ぎに美術館を出てバス停へ。
やっぱり閉館あたりのバスは混みますね…ちょうどバスが行ってしまったので、次のバスが来るまで15〜20分くらいは待つことに。
バスに乗り(満員でした)、行きの路線バスで運転手さんが教えてくれた「大毛海岸」で降りました。大塚国際美術館からバス停的には2、3個の距離。
そしたら本当にフロントに近かった!!運転手さんありがとう!
無事チェックインしてお部屋へ。
宿泊したのはこちら
お部屋
客室は、「メインタワー」と「サウスタワー(宿泊棟のみ)」に分かれています。
※レストランや大浴場、お土産屋さんはメインタワーに集まっています。
わたしたちはサウスタワーのお部屋でした。
オーシャンビュー!!!!!!(全然わからない)
お花のスタンプはあれです、入室して早々に散らかしたので苦し紛れに隠しました……。
ツインのお部屋なので、写真には写っていませんがこのベッドの手前にもう一つベッドがあります。
撮りかた下手か
2リットルペットボトルのお水がサービスで置いてありました。
びっくりしたことといえば、トイレ(ウォシュレット)の流すレバーがハンドル式(?)だったこと。
ほら、和式のトイレでよくある思いっきり下にクイって動かす感じのレバーです(正式名称がわからない)
夕食
バイキング形式の「レストラン彩」で夕食をいただきました。
がちのまじで美味しかったです。
写真なくてすみませんほんとに……食べることしか考えてなかった……
ドリンクバーは有料です。ソフトドリンク(750円)/アルコール&ソフトドリンク(1,700円)が選べます。
ドリンクバーを注文しない場合は、お茶かお水のみとなります。
夕食代は宿泊費に含まれていましたが、ドリンク代は現地で支払いです。
レストランを出るときに払ったけど、部屋付けもできたかもしれません。(忘れた)
地域共通クーポンで支払うことができました。
レストランでのコロナ対策
- レストラン入り口で消毒&検温
- お料理を取るときはビニール手袋をつける
- レストラン内を移動するときはマスクをつける
席はほぼ満席。席と席の間隔は空いていましたが、お料理を取るときはどうしても密になってしまいますね…
おいしかった料理
写真もなければ何の参考にもならないリスト。笑
記憶がすでに薄れてきている……OTL
ぜひ公式サイトでご確認ください。おいしそう。
お刺身・お寿司、海藻を使った海鮮料理が充実していました。
- わかめのしゃぶしゃぶ&鯛のしゃぶしゃぶ
-
ポン酢と薬味(もみじおろしとかかぼすとか)で食べるとめっちゃおいしい〜〜!!!!
わかめも鯛も生まれて初めてしゃぶしゃぶしました。
ふぐのお刺身みたいに大きなお皿に鯛のお刺身が並べられている様は圧巻でした。なんという贅沢。
アレンジ例として「鯛茶漬け」もおすすめされていました。
- わかめの天ぷら
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生まれて初めて(3回目)わかめの天ぷらを食べました。塩で食べるとウマーーー!!!!!!!
見た目は黒いものが塊になって揚げられている(しかもそこそこの大きさ)というインパクトがあるのですが
食べたらおいしい…揚げたてはさらにおいしい…家でも作れるかしら……
- さぬきうどん
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麺が太い!!!コシがつよい!!!!!
自分で茹でて、お出汁やら薬味をぶっかけて自分好みのさぬきうどんを作れます。
ここにも具としてわかめが置いてあったのでいっぱい入れました。どんだけわかめ好きなん。
ほかにもおいしいお料理たくさんいただいたのですが、わかめの印象が強すぎて
レストランでの思い出がほぼ「わかめ」です。おいしかった。わかめ最高。
お風呂
大浴場は展望風呂(メインタワー8F)と露天風呂(同じくメインタワー1F)の2種類があります。
わたしたちは8Fの展望風呂を利用しました。展望風呂と露天風呂のはしごは無理でした。笑
展望風呂は夜だったので真っ暗で何も見えませんでした!!!知ってた!!
翌日早起きして展望風呂リベンジとか露天風呂利用とかしても良かったかもしれません。
わたしは朝弱いんで多分無理だったと思いますけどね!!
泊まってみた感想
- ご飯まじで美味しい!!!
- お部屋は広くてゆったりとしていて、大きなスーツケースでも二つくらいは広げられそうでした。
- メインタワーとサウスタワーが地味〜に離れているのでレストラン⇄客室、お風呂⇄客室とかの行き来にちょっと時間がかかりました。
- トイレの流す音が大きかった(上?の客室がトイレ流す音も聞こえた)
おなかいっぱいご飯を食べて、あったかい温泉に入って1日目は終了。
興奮していたのか、なかなか寝付けませんでした。子供か。
翌朝
6時過ぎに起床。窓の外を見るとうっすらと明るくなり始めていました。
昨夜はわかりませんでしたが、目の前はご覧の通り海です!!
わたしたちは2Fの客室だったのですが、遠近法?で海がすぐそこまで迫っているような写真が撮れました。
そして、どうせだからベランダで日の出を見よう!と待機。さすがに肌寒かったです。
iPhoneでタイムラプス撮影。手持ちなので、画面がけっこう揺れます…。
結局、雲で隠れてしまってちゃんとした日の出は撮れませんでしたが、良い思い出になりました!
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