実際に利用して感じたことを素直に書きました。
ビジネス型SNS、企業の口コミ情報の調べ方も紹介しています!
サイト、エージェントの相性は人それぞれですが、参考になれば嬉しいです。
この記事は、2019年9月の情報と、実体験を元に執筆しています
気になるところから見てね!
登録する前に
- 用意するもの
-
- パソコン
- スマホ
- メールアドレス(Gmailなど)
- メモ(IDやPWを記録)
- 自分の学歴・経歴をまとめたもの
- あればベター
-
- 証明写真データ
- プリンタ&印刷用紙
補足説明はこちら
- パソコン:スマホよりも利用登録(各種情報の入力が)しやすいです
- スマホ:求人情報・選考結果の確認、アプリの活用、エージェントからの電話連絡などで必要です
- メールアドレス:Gmail(フリーメール)で十分だと思います。配信設定によっては、メールが毎日たくさん届くので、わたしは転職活動用のアカウントを作成しました
- メモ:転職サイトなどにたくさん登録すると、IDやPWの管理が大変になるので。デジタル、アナログどちらでも○
- 自分の学歴・経歴をまとめたもの:利用登録の際に年月日とともに入力が必要になります(特に職務概要、自己PR)。あらかじめまとめておいて、テキストエリアにコピペするだけにしておくと時短になります
- 証明写真データ:サイトによってはアップロード機能があります(任意)
- プリンタ&印刷用紙:面接の際に、履歴書・職務経歴書を持参するよう言われる場合があります
転職サイト
上から利用頻度が高かった順に並んでいます。
Daijob.com(ダイジョブ)
- 2019年9月末現在、12,059件掲載中
- アカウントはGoogle/Facebook/LinkedInと提携可能
- 外資系・グローバル企業の求人に特化
- 自作の履歴書をアップロードできる
- 求人メール数は少なめ
知名度はおそらく低め。自分もなぜこのサイトを知ったか記憶にありません。笑
履歴書はWEB上で入力しますが、自作のPDFファイルも併せてアップロードできます。
証明写真の画像データ(JPG/GIF/PNG/BMP)もアップ可能。
ちなみに履歴書は日本語・英語・中国語の3種類が登録できます!
わたしは日本語と英語の履歴書を登録していました。
外資系企業への転職を希望する人にはオススメです。
外資系を狙っていたのと、検索画面が使いやすかったので、頻繁に利用していました。
希望年収欄は、10種類以上の通貨から選択可能です。スイスフランとかあります。
AMBI(アンビ)
- 2019年9月末現在、39,786件掲載中
- 若手ハイキャリア向け
- 年収400万円以上の転職希望者が対象
- 外資系の求人もあり
- 求人メール数はそこそこ
- LINEを登録すると企業からのメッセージ受信時に通知を受け取れるらしい
エンジャパンが運営。サイトがおしゃれ。
このサイトを知ったきっかけは、Twitterタイムライン上に出てきたAMBIの広告でした。おしゃれなデザインに釣られて登録(単純)。
友人の場合はInstagramに広告が出てきたらしいです。
AMBIには、「マイバリュー」という独自の機能があります。求人情報に「興味あり」を押すと、企業やヘッドハンターから「合格可能性」の判定結果が届きます。
それが下の画像です。(合格可能性大は2件しかありませんでしたw)
「合格可能性大◎」はその名の通り、選考が通る可能性が高い(企業とのマッチング度が高い)ことを意味します。
わたしは、△(合格可能性低)がほとんどでした…自分の市場価値はこんなもんです。悲哀。
doda
- 2019年9月末日現在、72,733件掲載中
- 求人情報メールは多い
- 自作の職務経歴書をアップロード可能
- アプリあり
「有名だし登録しておくか〜」と登録したdoda。
登録後、エージェントサービスにも申し込んでいたので電話がめっちゃかかってきましたが一回も出ませんでした。(本当にごめんなさい)
必要ないサービスは「登録情報設定」→「サービス利用状況」から利用停止しましょう。
職務経歴書のアップロードも可能。対応しているのはWord(.doc、.docx)Excel(.xls、.xlsx)、PDF(.pdf)、Text(.txt)。個人的な意見としてはPDFが無難だとは思いますが…。
顔写真のアップロード(jpg、jpeg)が求められる場合もあるようです。
「年収査定」「キャリアタイプ診断」「人気企業300社の合格診断」などコンテンツが充実しています。
マイナビ転職
- 2019年9月末現在、11,658件掲載中
- 日本全国の各エリア特化版もあり(トップページから切り替え)、海外版もあり
- 求人情報メールは多い
WEB履歴書の完成率は57%でした(つまりそういうことです)。
めちゃめちゃ余談ですが、マイナビ転職のメールはGmailではなぜか「プロモーション」フォルダに勝手に仕分けされていました。
エン転職
- 2019年9月末現在、5,898件掲載中
- 日本全国の各エリア特化版もあり
- 求人情報メールは多い
「転職ノウハウ」コーナーには「転職活動の準備〜退社・入社まで」の各ステップについてのアドバイスが載っています。同じコーナーにある「転職虎の巻」もオススメです。
同じエンジャパンが運営する「カイシャの評判」は企業の口コミを見ることができます。
とらばーゆ
- 2019年9月末現在、4,526件掲載中
- 女性向けの求人情報に特化
- 求人情報メールは多い
- アプリあり
「”女性の”求人・転職」と銘打ってあったので登録したのですが、ぶっちゃけ登録しただけで、ログインすらあまりしませんでした。なので特にコメントなし(ごめんなさい)
適職診断テスト(とらばーゆ版)があるのですが、試しに受けてみたら以下のような結果になりました。
確かに……文章書くのは好きなので、志向と似ている職種1位〜3位は納得です。
志向と似ていない職種1位、ホテル・旅館接客!!!まさに!!!そう!!!!(納得)
もう一つ抜粋。
余 暇 が ダ ン ト ツ 。
「社会的な緊張関係から離れ、自分のために時間を使いたい欲求」だそうです。
余暇の欲求が高い人に向けて「自分にとっての仕事の位置付けを見極めることが大切です。」というアドバイス付きでした。わたしにとっての仕事は「生活のために働く」ものですね。
「働くために生活する」のは嫌なので…←前職のトラウマ
それ以外にもやべえところがありますけども…欲求0って……それはそれで問題では?
適職診断テストは、「職業適性」「欲求パターン」の他に「仕事の好み」「ストレス可能性」「キャリア志向」といったジャンルで結果が表示されます。割と当たってる気がします。
転職サイトまとめ
- doda:72,733件
- AMBI:39,786件
- Daijob:12,059件
- マイナビ:11,658件
- エン:5,898件
- とらばーゆ:4,526件
純粋な感想
- DODA、マイナビ、エンはサイトの雰囲気が似ている(全体的に青い)のでややこしい
- 求人情報メールが多すぎて煩わしい時は「配信停止」などの設定をする必要あり
- サイトを使っていてテンションが上がるかどうかが問題(※多分わたしだけ)
- 使いやすかった・見やすかったのはDaijob.com、AMBI
- 掲載件数が多くても探すのが大変
- コラムは全く読まない
どこを一番利用していたか
ここまで読んでくださった方はもうすでにお気づきかと思いますが、Daijob.comです。
というかですね、自分の転職活動を振り返ってみて、そういえば自力ではDaijob.comだけでしか応募したことが無かったという衝撃の事実に気づいちゃったんですよ。
ナンテコッタ\(^o^)/
AMBI、DODA、マイナビ、エン、とらばーゆは登録して、求人情報を検索したり、適職診断を受けたりしただけ。
あるいは求人情報を「気になる」に登録しただけ。
その次のアクション「応募する」までたどり着かなかったのです。なんで?!(わたしが聞きたい)
そして、エージェント登録のきっかけもDaijob.comでした。まじかよ。自分でドン引きだわ。
そりゃ転職活動長引くわ。
転職エージェント
以下で、3つの転職エージェントを紹介していますが、どれも利用するきっかけはDaijob.comでした…笑
そして最終的には、リクルートエージェント(RA)経由で応募した企業から内定が出ました!
唯一の内定だYO……
メリット・デメリット
- 無料で利用できる
- 企業とのやりとりを代行してくれる
- 書類の書き方についてアドバイスをもらえる
- 面接・選考試験の情報や傾向を教えてくれる
- 応募しても、エージェント側での書類審査で落とされることもある
- 採用が決定した場合、企業はエージェントに決して安くはない人材紹介料を払うので、企業としても選考の目が厳しくなる傾向がある
- 企業からの選考結果連絡にタイムラグが発生する
- 担当エージェントとの相性が転職活動に影響する場合がある
- サポート期間はある程度決まっている
Daijob AGENT
- 初回面談:Skypeで約1時間
- サポート期間:3ヶ月
- 連絡手段:メール、LINE、電話
- 利用のきっかけ:Daijob.comのスカウトメールBOXに「Daijobエージェント利用しませんか?」という案内メールが届いたから。
- 満足度:
サポート体制
- 担当者は一人。 ※基本的にメインの担当者から求人情報が送られてくるが、企業担当(複数名)から直接求人情報が送られてくる場合も。
- 面接の事前情報、選考結果の連絡は企業担当から。(メールや電話で)
- 面接の事前情報・アドバイスは、非常に有益。
- 履歴書や英文履歴書の手直し・アドバイスはあまりなかった。
- 企業の面接を受けた後はフィードバックを送信。
- 土日祝休みっぽい。
RECRUIT AGENT
- 初回面談:オフィス訪問で約2時間
- サポート期間:3ヶ月
- 連絡手段:メール、電話
- アプリあり
- 利用のきっかけ:Daijob.comに掲載されていた求人案件がたまたまRA保有のものだったので。
- 満足度:
サポート体制
- 担当者は一人とアシスタント一人。初回面談時にその場でアプリ登録、求人情報もプリントアウトしたものを20件くらいもらえた。
- その後はアプリに求人情報が送られてくるように。応募、面接日時調整、面接後のフィードバック送信はアプリ上で完結。
- 応募しても、RA内での書類選考段階で落とされてしまい、企業へ応募できないこともしばしば。(すぐに書類選考結果の連絡が来るのでわかる笑)
- 履歴書(独自のフォーマットあり・証明写真の画像アップロード要)、職務経歴書の添削は結構やってもらえた。
- 企業へ応募する際の推薦文も見せてもらえた(担当によるかも?)
- 結構親身になってサポートしてくれた印象。
- 休日は担当ごとで違う模様(メールに担当不在日が書かれている)
番外:Michael Page
- 初回面談:電話で約30分(英語)
- サポート期間:不明
- 連絡手段:電話、メール
- アプリあり
- 利用のきっかけ:Daijob.comに「こんな求人あるんだけどどう?」メールが届いたから。
- 満足度:
- 備考:選考途中で辞退
サポート体制
- やりとりしたのは一人のみ。なんとトロント出身のカナダ人!笑 アシスタントがいるのかも不明。
- 英文履歴書の添削はなし。
- 面接前にTipsが書かれたメールが送られてきた。
- 担当がお休みの場合は自動返信メールが来る。(「休みだよ〜○日に出社するよ〜」って書いてある)
Michael Pageはガッツリ利用したわけではないので、サポート体制の良し悪しはイマイチわかりません。
担当が日本人の場合はまた変わるのかも…?
SNSからアプローチという手もある!
実際にわたしが登録したSNSを2つご紹介します。
LinkedIn(リンクトイン)
アメリカ・シリコンバレー生まれのビジネス特化型SNSです。
登録後、プロフィール(本名・勤務先・資格・スキルなど)を入力すると、プロフィールを閲覧したリクルーターからメッセージが届きます。
自分でも求人を検索することができるので、企業に直接アプローチも可能です。
わたしのプロフィール完成度は中級レベル(と、マイページに表示されているw)なのですが、それでも企業から直接コンタクトがあったり、転職エージェントからメッセージが届いたりしていました。
また、「求職シグナル」をONにすると、より採用担当者の目に留まる確率が高まります。
確かにON状態の方が採用側からのコンタクトが多くなりました。ただし、メッセージに返信しない・ログインしない等、活動が低下していると自動的にOFFになります(経験談)
良い点は、本名で登録・企業名明記・プロフィール写真があるので、求職者も企業側も、お互いに「顔が見える」状態でやりとりできる点です。
世界中の人が利用しているビジネスSNSなので、外資系企業へアプローチすることも出来、転職活動をワールドワイドに広げることが出来ます。外資系を狙っている人にはオススメです。
また、このようにSNSを利用した採用活動を行なっているということからも、旧態依然ではなく先進的・合理的な企業なのではないか、と勝手に思っていました。(※あくまで個人的な意見です!)
Wantedly(ウォンテッドリー)
こちらは日本生まれの「はたらくを面白くするビジネスSNS」です。
日本国内のスタートアップ企業が多く登録しており、「若い」「エネルギッシュ」な印象を受けます。後述しますが、若者(学生・20代)向けかな、と思っています。
LinkedInと同様に、登録後にプロフィールを作成します。気になる企業を保存したり、応募することも可能です。
Daijob Agent経由で応募したスタートアップ企業の情報を見るために登録したので、わたしのプロフィール完成度は0%でしたw(退会済み)
若者向けかな?と思う理由
- スタートアップ企業の情報がメインなので、必然的に社員の年齢も若い企業が多くなる
- 求人案件(新卒・中途)の他に、インターン・学生バイトの検索もできる
- 検索条件の指定もユニークで「海外進出している」「社長が20代」「Skypeで話を聞ける」「友達と一緒に訪問OK」「学生さんも歓迎」などといった項目がある
おまけ1:過去に登録していた転職サイト
Liiga(リーガ)
若手プロフェッショナルのスキルアップ・キャリアアップ支援サービス。
掲載企業もハイクラス(Google、P&G、JICA、アクセンチュア、DeNAなど)が揃っているので、外資系/日系のトップ企業に転職したい人、上昇志向が強い人にオススメ。
金融系の求人が多い印象です。コラムも、タイトルからしてイケイケバリバリな感じ……。
特別なスキルも持っていないわたしにはレベルが高すぎたので、早々に退会しました……。
唯一の思い出(?)は、アンケートに答えたらAmazonギフト券が当たったことです。ラッキー★
おまけ2:気になる企業の情報を調べたいとき
OpenWork(旧:Vokers)
企業の口コミを読むには、登録後、自分も企業の口コミを投稿する必要があります。
掲載前に審査されるので、あまりに短く内容が無かったり、不適切な内容だったりすると投稿が却下される恐れもあります。
わたしは前職について書ける範囲で正直に、出来るだけ客観的に書きました。見る人が見たら本人特定されそうな感じです。笑
投稿後6ヶ月間は、様々な企業の口コミを読むことが出来ます。
閲覧期間を過ぎた場合は、履歴書登録をすると期間を延ばせます。企業からのスカウトが来るようです。
高評価はサクラが書いている!?という噂もありますが、真偽のほどは分かりません。
世間で知名度が低い企業や中小企業などは、口コミの登録がない場合もあります。反対に、有名企業や大企業などは口コミ件数も多いです。
口コミの内容は「退職・現職」「中途・新卒」「男性・女性」などでフィルターをかけることも可能です。
OpenWorkの他には「(企業名) 口コミ」で検索して、登録しなくても閲覧できる情報をゲットしていました。
おわりに
時代の流れとともに採用活動の形態も変わってきていると思います。
特にSNSは、使い方次第では転職活動をスムーズに行いやすいのではないでしょうか。
個人的な見解ですが、企業に直接アプローチしたほうが、企業側としても人材紹介会社に紹介料を払わなくて済むので採用の可能性が広がる…かも…?と思います。ちょっと極端かもしれませんが。
ただ、自力応募の場合は、全部自分ひとりで対応しないといけないので、人によっては給与交渉などのハードルが高くなる可能性があります。
今回わたしはリクルートエージェントを通しての転職となりました。
自分のスキルや職歴を考えても、自力での転職(というか再就職)は難しかったと思うので、エージェントを利用して正解でした。
自分の希望に合った転職サイトやエージェントをうまく活用して、内定ゲットしましょう!
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