ホテル雅叙園東京 和のあかり×百段階段2025〜百鬼繚乱〜 後編

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引き続き各部屋の内装(というかほぼ天井)と展示を紹介していきます!

前編はこちら

目次

静水(せいすい)の間

百鬼夜行
鬼をはじめとするモノノ怪たちにも日常があります。
子の刻から丑三つ時、今宵も仲間たちが集まってきました。

会場の解説より
ふてぶてしい猫…!(かわいい)
休日のお父さん風(眼光鋭め)
正面から
斜め横から

↑この部屋の展示物で特にすごいなあと思ったのは、こちらのワイヤーアート。ライトを当てて浮かび上がる影が鬼になっています。かっこよかったです。

天井はこんな感じ

星光(せいこう)の間

酒呑童子
鬼の聖地—大江山に住まう帝王。今宵も酒宴が繰り広げられる。
優雅で荘厳な雰囲気に満ちた城に漂う圧倒と絶望。

会場の解説より
好き〜〜〜〜〜!!!!

今回の展示のなかで、菅原道真と一二を争うくらい好きだった作品がこちら。

画面奥の屏風に描かれているのが酒呑童子です。よく見ると、周りには彼を退治しに来た坂田公時なども描かれています。(この写真では分かりづらいですが…)

特に好きなのが、酒呑童子が侍らせている女性たち。手前に二人、画面奥に二人います。(この写真では以下略)

着物も綺麗で、詳しくないけど見ているだけで楽しかったです。

これは画面奥にいた女性

どうにかしてお顔を見られないかなって頑張ったんですが(何故)、見れない角度になっていました。

表情は見えないけれど、俯き加減な姿勢からして、「望んでこの酒宴にいるわけじゃないんだろうな、攫われてきたんだろうな、でも怖いから従ってるんだろうな…」とか妄想考えてました。

今にも動き出しそうな感じがして、ちょっと怖いと感じるくらいの迫力がありました。

天井はこんな感じ(一枚一枚が大きかったです)

清方(きよかた)の間

桃源郷
鬼の去った都はまさに桃源郷のような世界。
桃と梅と桜が一斉に咲くような景色が広がります。
希望と喜びが美しい風になって市中に吹き抜けます。

会場の解説より
桜や彼岸花柄のライト

このお部屋では、いろんな工芸品や作品が展示されていました。

印象に残ったのはビーズで作られた着物。ビーズアーティストの金谷美帆さんの作品「秋来」です。

マツケンサンバみを感じる

解説には、重量約13キロ、制作期間約3年、使用ビーズの数は165万2千粒と書いてありました。

ただビーズで着物を作るだけじゃなくて、柄まできちんと入っているのがすごいです。

ガラス作品
一部をアップで撮影
部屋の中央には工芸品が
かんざし。(写真上部ボケてる〜)
天井はこんな感じ

頂上(ちょうじょう)の間

百段階段の解説

階段を上りきると、最後の部屋「頂上の間」があります。

現世の平穏
鬼との長い闘いが終わり、日常が戻ってきました。
日差しをあびて金魚やにしきごいが泳ぎます。
何事もないささやかな幸せを感じて。

会場の解説より
金魚!
「鬼灯の冷徹」みを感じる…
天井と
絵になる〜

紙製の錦鯉が風でゆらゆらと動いていて、まるで空中を泳いでいるみたいでした。

部屋の一角には風鈴も吊るしてあって、こちらも涼やかな音色を響かせていました。窓を隔てた外からは蝉の鳴き声もわずかですが聞こえてきていて、風鈴と蝉という「THE!夏!」な風情が素敵でした。

ちなみに風はサーキュレーターで人工的に起こしていました。笑 空調のために締め切っているからしょうがないよね!

天井はこんな感じ

これで、全部屋を制覇しました。頂上の間から下りていく道中でまた各部屋を覗いて、心置きなく作品を鑑賞しました。(特に酒呑童子と菅原道真)

30分早く入れたので、人が少ない状況でゆっくりじっくり見ることができました!

通常の時間(11時)に開場後は人もどんどん増えてきていたので、作品を鑑賞するのに列ができている部屋もありました。

ミュージアムショップ

ミュージアムショップも靴を脱いだままで入ります。なかなかない経験だよね。

今回出店している作家さんの作品も売っていました。

色々見て回って、結局ホテル雅叙園東京の図録を購入。今回の「和のあかり」についてではなく、単純に雅叙園(+百段階段)の紹介本です。セールをしていて、3,500円が3,000円(税抜)になっていました。

図録の真ん中に乗せているのはポストカードです!

なんか表紙の一部みたいになっちゃいましたが別物です。3,000円以上購入でこのポストカードがいただけました。ラッキー!!

いろんなポストカードが溜まってきているのでどうにかして飾れないかなあ〜〜。

エレベーター

これはギャラリーホールのエレベーターが開いたら一番に目に入る作品です。

(行きでは百段階段に早く行くことを優先したので、このあたりは撮影していませんでした)

エレベーターを待つ間に撮影。

とっても豪華!!!

エレベーター内部
エレベーター内部

おまけ:ランチ

CANOVIANO CAFE

ランチは、ホテル内にあるCANOVIANO CAFEへ。さっくりご紹介します。

ホテル内には同名の「リストランテ CANOVIANO」もありますが、こちらはお高め。
カフェのほうはちょっとお手頃な価格設定になっています。

口コミでは「場所が分かりにくい」と書いてありましたが本当に分かりにくかったです。本館ではなくて、別館(?)にあります。途中でアマゾンのオフィスも通り過ぎます。←文字だけじゃ意味がわからないと思うのですが、ほんとなんです。笑

予約はしていませんでしたがギリギリ入れました。

店内奥、3名でテーブルセッティングしてあるところに案内され、ちょっと、いやだいぶ気まずいあまみや。1名で占領してしまい申し訳ない…。奥にはバーカウンターのようなところがありました。

パスタセット(税込1,980円)に、デザートとコーヒーまたは紅茶がついたドルチェセット(税込880円)を追加しました。それにサービス料(13%)がプラスされ、3,231円のお会計。←レシート残ってた。

め、めちゃめちゃリッチなランチになってしもうた……ド庶民なのに………。サービス料を13%取るだけの接客だったかは正直微妙ですね〜。

パスタセットのパスタは10種類くらいから選べて、わたしは「魚介のラグー ビスク風海老出汁の生スパゲッティ」にしました。魚介系ってめったに選ばないけど、せっかくなので(?)オーダーしました。おいしかったです!

向かいのテーブルが空いたのを見計らって撮影。

これだけじゃどんな空間か全然わかりませんねえ…。

お店自体は広くて、座席数もそこそこ多く、ゆったりとした作りでした。

ランチ後は、ホテル内をぶらぶらと歩き回りました。有名なトイレにも行ってきましたよ〜!それについてはまた別の記事で書く予定です。よかったら読んでね!


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